スリランカの公立学校では、小学校から大学まですべて無償で教育を受けられます。スリランカの識字率は90%以上とアジアの中でもひときわ高くなっていますが、それには教育制度も影響していると考えられます。

 

受験戦争

無償とはいえ上のレベルの学校に上がるためには数々の試験をクリアしていかなければなりません。

その中でも大事な試験と言われるのが10歳の時に受ける『スカラーシップ試験』。もともと小学校から学校に明確なランク付けがあってコロンボやキャンディなどの大都市にある学校は上位に位置します。

特に地方に住んでいると小学校入学時にそういう学校に入るのは難しいのですが、この『スカラーシップ試験』で優秀な成績を修めると地方から都市部の学校に転校できる権利が得られます。

 

人脈が大事

その後、日本の高校入試に相当するものもありますが、一般的には小学校 – 中学校 – 高校と同じ系列の学校に進むために、この12-13年間で築く人間関係というのが将来的に大きな意味を持ちます。

レベルの高い学校の卒業生は、将来政府関係の仕事をしていたり、大企業の取締役だったり、事業に成功していたりという可能性が高くなります。

そういうコネをうまく使ってビジネスを回していくのもスリランカで成功するための大事な要素なのです。(スリランカに限った話ではないですね。)

 

コネを使って仕事をするというと若干ネガティブな印象もありますが、そのコネを得るためにかなりの努力をしてきているというのもまた事実なのです。