スリランカでは毎月満月の日は休日になります!

↑嘘のような話ですが、仏教徒にとって満月の日はポヤデーと呼ばれてお寺に参拝する特別な日なのです。ちなみに聖なるポヤデーには、酒の販売やレストランでの酒の提供も禁止されています。

ところで満月の日が祝日だとすると少なくとも年12日は休みになります。参考に、少し古いですが国別の年間祝祭日数を調べたデータがあるのでご覧ください↓↓↓

 

『マーサー、年間祝祭日数世界ランキングを発表』(14/9/10)

 

栄えある第1位はインドの18日。日本は15日で第3位です。

しかし、、、この調査ではスリランカは調査対象外なのです。スリランカは仏教徒が70%を占めると言われます。しかし多宗教国家のスリランカには、仏教の祝日のほかにタミール系の祝日や、クリスマスなどのキリスト系の祝日もあって、2016年のカレンダーに書いてあるすべての祝祭日を数えてみると。。。

なんと28日!

インドを軽く上回っています。ひょっとして世界一!? なのかもしれません。

 

ウェサック祭

さてポヤデーに話を戻します。

毎月のポヤデーのうち、5月は特別な意味があります。お釈迦様の生誕、悟り、入滅が同じ月だったということに由来して、5月の満月はウェサック(もしくはヴェサック。Vesak=シンハラ語で5月の意味)祭として、スリランカ各地でお祭りが繰り広げられます。

なかでも盛大なのがコロンボのベイラ湖のほとり。昼間のこんな風景が、

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夜にはこうなります。

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通りに出てみると、ものすごい人出です。

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遅い時間にもかかわらず子供や若い女性も多いのは特別な日だからなのでしょう。

 

ダンサラで徳を積む

ウェサックの期間中、あちこちに長い行列ができています。

個人や団体が食べ物や飲み物を無料で提供しているのです。

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ダンサラといって、『施しをすることで徳を積む』という仏教の精神に基づく習慣です。

ダンサラは仏教用語によく使われているサンスクリット語が起源で、ダン=布施、サラ=店 の組み合わせです。ダンは日本語の旦那ということばの起源でもあります。

ちなみに上の写真の長い行列の先は、キャピタルマハラジャというスリランカの大手複合企業のヘッドオフィスで、期間中にスリランカカレー数万食を提供するそうです。この行列が昼間から夜中まで延々と続いています。この他にも豆のダンサラやアイスクリームのダンサラなどいろんなものがいろんな場所で提供されていて、これらを目当てに”はしご”する人たちもいるようです。

 

通りのあちこちにはランタンが美しく飾られています。

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お祭りらしく露店もあります。

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子供が欲しがりそうなおもちゃも。

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ベイラ湖のほとりも人であふれかえっています。湖面に映るランタンの明かりが美しい!!

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ギャンガラマヤ・テンプル

ベイラ湖に突き出したギャンガラマヤ・テンプルのようすです。

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ここも美しく飾られて多くの人々が参拝に訪れています。

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次々と参拝者(と観光客)が訪れてます。ここは信心深い仏教国なんだな・・・というのをしみじみと感じます。

 

ウェサック祭は毎年5月の満月の時期に3日間にわたって開催されます。夜が更けても暑くて、歩き回ると汗がだらだら流れますが、スリランカの文化を知る貴重な機会だと思います。

チャンスがあればぜひ出かけてみてください!